始めどき

母がピアノを習いだして、よく音楽の話をするようになった。
三女もピアノを習っているから一緒に弾きたいという目標が出来たらしく毎日少しずつ練習しているらしい。
妻も僕もバイクに乗りだしたところ、義母も小型二輪免許(125ccまで)をとるべく教習所に通うそう。
みんな新しいことを始めた。
20歳の頃、将来の事で悩んでいて、未経験の事を始めてみたいと相談したときに「やりたいと思った時が始めどきだ」と背中を押してくれた。これは今でも最近の様に覚えている。
尊敬する漫画家の矢口高雄先生は30歳の時に銀行員から漫画家へと転身されていて、カーネルサンダースは65歳でKFCを創業している。僕だって35歳で突然イラストレーターを目指し始めているのでこれだけは言える。
やりたい事に遅いはない。

アニマルQ 第3回

家庭画報12月号 
野村潤一郎先生のエッセイ『アニマルQ』挿絵を描いております。
今回で3回目となっており動物と人間の共存をテーマに描きました。

安心感

初めてバイクで初めて県外に出た。
高速道路はまだ怖いので一般道で片道50キロ。週末とは言えども都内の道路はなんとなくみんな急いでいる感じがする。車間距離も心なしか狭く、後ろからつつかれているよう。
帰り道、道を間違えたついでに海沿いを走ったらなんとも言えぬ安心感。無事に地元に帰ってこれた。
ホント、都会は怖い。
この日は天気も良かったので海沿いでバイクを降りた。海岸には様々な人が日の入りを待っている。ハロウィーンパーティーの帰りか仮装した子供たちが靴のまま海に入って大笑いしていたり、結婚式を終えたばかりの新郎新婦が夕日をバックに撮影していたり、コスプレイヤーも楽しそうに撮影していたり、近所のおばあちゃんがひとりで散歩しにきていたりそれぞれゆったりとした時間を楽しんでいた。
こういう時間は20代の頃から好きだ。